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空室を魅力的に見せる方法として認知度を高めている「ホームステージング」があります。

何もないガランとして殺風景なお部屋ではなく、家具や小物のディスプレイされたお部屋を見せることで、生活イメージと部屋の魅力を感じてもらう方法です。

ただ、ホームステージングの最大のネックは、テーブルやソファといった大型家具を用意して設置しなければならないことです。

費用も掛かり空室が多ければ全ての部屋に設置することも難しくなります。

出来るだけ費用を抑えて、このホームステージングを実現する方法をご紹介します。

レンタル家具で募集用写真を撮影

費用や時間を節減する代表的な方法と言えばレンタルです。

定番家具をセットでレンタルすれば、購入するより安くて家具を選ぶの手間も少なくなります。

また成約後の家具を処分や保管場所なども気にせずにホームステージングが実現できるようになります。

最近では、数時間の家具レンタルも出来る会社もあり、家具を設置して写真撮影だけを行い、その写真を募集広告に活用する「反響獲得策」としての利用も広まっています。

案内時に写真を現地の部屋に置くことで、家具設置時のイメージが湧きやすく成約率を上げる要因にもなります。

家具不要のバーチャルステージング

新たに登場したのが、家具を設置する必要のないバーチャルステージングがあります。

これは空室の写真に家具のCGをはめ込み、あたかも家具が置かれているかのような画像を作り出すことで、疑似的なホームステージングを実現させるというものです。

こちらも入居後の生活イメージを伝えるアイテムとして活用できます。

さらに最近は、VR（バーチャル）で自宅からパソコンやスマートホンから360度部屋が見渡すことが出来る物件が増え、現地に行かずに成約するケースも増えてきています。

この360度画像にCG家具を設置することも出来、より生活イメージがしやすい方法もあります。

反響率、成約率を上げる方法として取り入れが増え始めています。

予算がない、入居中、内装工事中でも可能

かけられる費用がない、家具を調達・搬入する時間がない、部屋が家具を入れられる状態ではない、そんな場合でも大丈夫です。

空室時の写真さえあれば集客に活用できる点がバーチャルステージングのメリットです。

日本ホームステージング協会発表の「ホームステージング白書2020」によると、ホームステージングで成約までの期間が短くなったと回答した不動産会社は、80％になっています

一般社団法人 日本ホームステージング協会 「ホームステージング白書2020年」引用

コスト面や技術面の双方で進化するホームステージングに挑戦するのも面白そうです。

まとめ

空室対策として「ホームステージング」を導入することで、部屋の良いイメージを持ってもらうことで、入居が決まりやすくなります。

またコロナ禍において「実際に内見に出かけるのは、まだちょっと怖い…」と考える方もまだまだいらっしゃいます。

そんなときはバーチャルホームステージングであれば、安心して内見できます。

空室対策は物件によって様々です。空室でお困りの方はぜひ当社までお気軽にご連絡ください。