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その原状回復工事あってる?クロス張替しないで原状回復費をコスト削減術!

原状回復で、クロス張替することが多いのではないのでしょうか?

家賃の安い賃貸住宅やファミリータイプの張替範囲が広い部屋で、退去のたびにクロス張替を行い、高額な費用に悩んでいるオーナーもいるのではないでしょうか?

2~3年経っただけでもメーカーのクロスがモデルチェンジをして、汚れた面だけ張替しようとしても同じ品番を用意することが難しくなります。

また一部を張替ても色味や柄が変わり、不自然な仕上りになってしまう場合が多く、また廃材費用も発生してきます。

上手くコストダウン出来るかが賃貸経営のカギにもなってきます。

そこでご提案しているのが、クロスクリーニングやクロスリメイク(壁紙塗装)をしてコストダウンをすることです。

今回は、クロスクリーニングやクロスリメイク(壁紙塗装)についてご説明します。

クロスクリーニングとは

クロスクリーニングは、専用の洗剤と器具を使いながら、たばこのヤニ汚れや手垢などの汚れを落とします。

経年による壁日焼けなどは壁紙染色の洗剤を使用することもあります。

5年以上経過した部屋などもクロスに破れや傷がなければクロスクリーニングで綺麗になります。

クロスの廃材もありませんし短時間(広さによる)で完了します。

クロスクリーニングでいくらコストダウン?

実際に1Kの部屋で、従来なら約8万円かけていたクロス張替費用を約3万円の半額以下までコストダウン出来たケースもあります。

これだけコストダウン出来れば、浮いた工事費を他の空室対策の費用として利用することで、入居もすぐに決めることが出来ます。

ただし、クリーニングなので、汚れの度合いによりどこまで落ちるか、どこまで落として欲しいのかなどによって、金額も変わってくるので、必ず事前に業者確認してもらい、納得して依頼するようにしてください。

クロスリメイク(クロス塗装)は、汚れたクロスを張替えずに、上から染色剤を塗布する物です。

一般的な塗装とは違い、膜がとても薄いためクロスの凸凹がそのまま残り、張替たような自然でキレイな仕上がりになります。

下地に染み込まないので、クロスが剝がれないということもありません。

自然塗料を使用しているので、ぜんそくやアレルギーの方でも問題ありません。

クロスクリーニング同様、クロスの廃材もありませんし短時間(広さによる)で完了します。

クロスリメイク(クロス塗装)でいくらコストダウン?

クロスクリーニングより、材料費や人材の技術が必要になるため高くはなるが、50戸所有のオーナーが、張替するよりクロス費用だけで年間20%コストダウンに成功しているケースもあります。

ただし業者によっては費用が変わるので、業者やクロス張替と比較や管理会社に相談するなど気を付けなければなりません。

気を付ける点

クロスクリーニングとクロスリメイク(クロス塗装)は汚れ具合によっては完全にキレイにはなりません。

激しい汚れ、クロスの傷み、破れなどがあった場合は、張替をした方が良い場合があります。

また築浅物件だとクロスの張替を希望する人も多いので疎遠されるかもしれません。

逆に築20年以上を過ぎていたらクリーニングやリメイクで入居者を確保できることもできます。

まとめ

今回は、原状回復費で発生することの多いクロス張替をいかにコストダウンしていくかの事をご説明しました。

賃貸経営する上で、原状回復費は次の入居者確保に向けて重要で、そこをどう上手くコストダウンするかが重要です。実際、上手く使い分けながら、コストダウンに成功している方も多くいます。

ただし、クロスクリーニング・クロスリメイク(クロス塗装)より張替した方が良いケースもあります。

前項で述べた様に建物の築年数やどういった方が入居するかなど物件よって、どの原状回復工事内容が適しているのか確認も必要です。

業者や管理会社などに相談しながら、上手くコスト削減し、1日でも早い入居と満室経営することが重要です。

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